(´・ω・) 「良いアニメを作るぞ！」彡(ﾟ)(ﾟ)「売れるアニメを作るンゴ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「んで漫画家経験ある原ちゃんに全部一任させたいんやと」

(´・ω・`)「アニメオリジナルって事ですか？」

彡(ﾟ)(^)「せやせや、やってみるか？」

(´・ω・`)「やります！やらせてください！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ええ返事や、ほな期待してまっとるで」

(´・ω・`)「つ、ついにこの時が来たんだ…」

スタッフ「もうですか？気合いの入りようですね」

(´・ω・`)「僕の初の監督作品になるだこれくらいするよ」

(´・ω・`)「メカニックはポジハメくんが担当するよ」

(´・ω・`)「うん、海外のSF映画でも活躍してるあのポジハメくんだよ」

スタッフ「本格的じゃないですか」

(´・ω・`)「キャラクターデザインは僕の漫画家時代の動機のネガシマくんがやるよ」

スタッフ「ハードSFにはピッタリじゃないですか！」

(´・ω・`)「他のスタッフはこうなるよ」

(´・ω・`)「いままでに無いアニメがこのスタジオから生まれるかもね」

スタッフ「これは…すごい、本当に凄いですよ」

(;´・ω・`)「…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイらが相手にしてるのはな、公然の前で平気で美少女フィギュア買って、家でそのフィギュアに精子ぶっかける知恵遅れのゲェジやぞ」

彡(-)(-)そんな奴等にこんなもん見せてどうすんのや？ついていける訳ないやろ」

(;´・ω・`)「し、しかし、理解すれば必ず」

彡(ﾟ)(ﾟ)「お前は現実逃避するのにお勉強させるんか？」

(;´・ω・`)「う…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ええか？アニメつうのは超世俗的な娯楽や現実に疲れたり社会に調和できない引きこもりが見るもんなんや、豚にステーキ食わしてどないすんねや」

彡(ﾟ)(ﾟ)「これ、アイドルはでるんか？」

(;´・ω・`)「は？」

彡(ﾟ)(ﾟ)アイドルや、フリフリの服着て歌って踊るやつや」

(;´・ω・`)「そもそもハードSFなのでそんなものは…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「出させろ、フィギュアが売れる」

(´・ω・`)「か、彼はこの作品に必要です！彼を外すのは！？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「こんなパワードスーツなんかより二足歩行の巨大ロボットにしろ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「合体変形ができるようにな」

(;´・ω・`)「そ、それであまりにも…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「これ、スポンサーの申し出の書類な」ピラッ

(´・ω・`)「ぐぐぐ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「なぁ、もうよそうや、ワイらアニメ屋がいくら文学的なアニメ作ろうとしても無意味や」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイら商売人、芸術家やないんやで？それを履き違えたらあかん、漫画家は自由にやれたかも知れんがアニメ屋はちゃうんや…」

(´;ω;`)「は、はい…」

ファンの評価

・今までにない硬派なアニメ、かなり練られたシナリオ構成に度肝を抜きます

・日本アニメの新時代だ！このアニメはアニメ版フィリップ・K・ディック作品だ！！

・最高！

・ヒロインかわいい

・ヒロインのフィギュアでぶっかけました

・味があって素晴らしい脚本

・あたまがよくなりました。

(;´・ω・`)(な、何ひとつ僕が望んだ評価がない…こんなスカスカの内容に何を見いだしているんだ…)

彡(^)(^)「ワイが言った通り評価は上々やなぁ」

（´・ω・｀）「は…はい」

彡(ﾟ)(ﾟ)「なんや、まだ拗ねとるんか？ほらファンの為にももう人頑張りや！」

(´・ω・`)(こんな作品にファンがついても嬉しくない)

（´・ω・｀）「ありがとうございます」

彡(^)(^)「なんやしけた顔して最高視聴率やぞ？これで一人前のアニメ屋や！」

（´・ω・｀）「…」

（´・ω・｀）（アニメ屋…か）

彡(ﾟ)(ﾟ)「お？なんや？」

彡(^)(^)「みんなぁ！先打ち上げやっといてや！」

スタッフ一同「はい！じゃあ先飲み屋行ってます！」

暫くして

彡(ﾟ)(ﾟ)「んで」ﾗｲﾀｰｶﾁｬ

彡(-)(-)「なんや話って…」ﾀﾊﾞｺﾌﾟﾌｧｰ