ぼっち「虹夏ちゃん…これ…プレゼントです…」虹夏「ありがとー！…？ これ、何？」ぼっち「これ喜多ちゃんの左目と連動する機械です」

ぼっち「安心してください！喜多ちゃんの身体の部位と連動する機械をたくさん貰ってきました！」

虹夏「おお！やったね！これすごいよぼっちちゃん！」

ぼっち「ヘヘヘヘ…///」

喜多「ぎゃあああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！」

女子「喜多ちゃん…どうした…!? 先生！喜多ちゃんの口から血が！！溢れ出て…」

教師「大丈夫か！？今すぐ救急車だ！！」ﾜｰﾜｰ

ぼっち(虹夏ちゃん、私のプレゼントで楽しんでくれてるみたいでよかった)ホッ

喜多「ヘンハイホハラ…(先輩となら…)」

リョウ「郁代ならそう言うと思ったよ …確かにボーカルはもう無理かもしれないけど喋れなくなったくらいでもギターは弾ける。今後は私やぼっち、虹夏で頑張ってボーカルやるから…郁代は不安だろうけど安心して…」

喜多「ヘンハイ…ｸﾞｽﾞｯ」

喜多「ﾋｯｸﾞ…ｸﾞｽﾞｯ…ウゥ…」

リョウ「…」

リョウ「郁代…バンドはもう無理かもしれないけど…結束バ……いや、私は郁代のこと支えていくから…だから…生きる希望を何とか見出して欲しい…郁代にとってはすごく難しいことかもしれないけれど…」

喜多「ヘンハイ…アヒアホウ…(先輩…ありがとう…)」

リョウ「…これからは私たち…ずっと…一緒だから…」

喜多「…？」

── 一方その頃、スターリーでは…
虹夏「この度は新しいギターボーカルとベースが加わったシン・結束バンドのライブに来てくれてありがとー！！！」

ギターボーカル「みんな！これからよろしく！前の人よりも何倍もいい曲見せてあげる！ちなみに俺はリーダーの彼氏でーす！」

虹夏の元カレ ベース「どーも！よろしくおなしゃーす！あっちなみに俺はリーダーの元彼デース！」

虹夏「へへ…///」

ぼっち「あっ、わ、わわわわ私…ぎ、ギターヒーローデース！」

客「…」

虹夏「やっぱり結束バンドにはリョウが必要だなって思ったの。私の元カレをベーシストとして入れたけどヘタクソだし編曲も作曲もダメ。だからやっぱり戻ってきて欲しい。前はごめんね？」

喜多(？？)

リョウ「…郁代も戻してくれるなら…」

虹夏「もう喜多ちゃんのことは忘れてよ。この子はもう何も出来ない。終わったの。」

喜多(えっ…)

リョウ「そ、そんなこと…よく本人の目の前で…っ！！」

虹夏「やっぱり諦めさせるにはこれしかないか…」

虹夏「リョウ、これがなんだかわかる？」

リョウ「脳みその…おもちゃ？」

虹夏「まあ…ほぼ正解かな〜でもねぇ…ただのおもちゃじゃないんだよ これ思いっきり握り潰してみて…」

リョウ「…？」ギュッ

ﾊﾞﾀﾝｯ

リョウ「い、郁代…!?」

虹夏「あーあ…やっちゃったねぇ…リョウ…」

リョウ「えっ…」

虹夏「さっきの答えは…半分本物でした！この玩具はね！喜多ちゃんの各機関と繋がってるの！脳みそを思いっきり潰しちゃった！もう死んでるから生きてるかも分からないねー！」

リョウ「う、嘘…」