- アイディアどんどん出せる、完成させるまでのスピードの速さ、完成原稿だけでもこち亀全巻の十倍と言われる圧倒的仕事量は普通の漫画家とはかけ離れているので天才なんだろう
- 結論でてんじゃねーか
ほとんどのパターンやりつくしたから天才だよ - >>2
ほとんどのパターンやり尽くしたとかどこで聞いてきたんだよ
そもそもなんのパターンだよ
ストーリー構造なのかなんなのか - 漫画に映画の手法を流用する流れは手塚以前からあったし、漫画に悲劇を持ち込んだ説に関しても当時同時多発的に絵物語に悲劇が持ち込まれたりしてたと最近の漫画研究では言われてる
- 外国の小説とか読んでりゃアイディアは出まくるだろ
実際手塚ディズニーとか大好きだったらしいし
今みたいにネットもないから外国の小説なんてたいていマイナーだったろうし - >>5
確かに外国の小説やディズニーからインプットしたようだがそれだけじゃあっという間に十個アイディア出すなんて芸当できない
豊田有恒の証言によるとアニメのアトムの展開を議論してて手塚はたちどころに十個くらいのアイディアを出してその中からいいのを選んだそうだ - 天才の条件って革命的・革新的であることのほかに「作品の多産」があるとおもうんだけど正に手塚治虫じゃね
- 審美眼の問題だ良いものを良いと見分ける才能だよ
例えば、ゴッホや宮沢賢治の作品を有名になった前後でも同じか近い評価になる人は審美眼ある変わる人は才能ない
手塚治虫は無名だった藤子不二雄の作品を見て嫉妬したというその後の活躍は説明不要だな
このスレたてたお前には才能ない - >>7
審美眼もあってもいいけどそれだけで通用するのは批評家だけだろ
バカで何も知らないのに意見言うなよ
手塚治虫は慕ってくれる藤子二人に対しては優しく接してたが、のちに「藤子Aはかなり才能がある漫画家だが、Fはずば抜けた天才だ」と言い、Fの話を振られると困惑するように話題を変えるようになったそうだが
あからさまに嫉妬した対象はたとえば宮崎駿
ラピュタを見た後「あと30分短ければ名作になってたね」とかボロクソ言って、ナウシカの漫画版を「完結してないから賞はあげられない」と受賞させなかった
その賞は過去に未完の作品を受賞させてた - 生涯で描いた原稿が約15万枚だったらしいな
- すべての土台を作った言うても
過言やあらへんで - クレイジーな漫画家多かったからやりがい搾取のクレイジーな文化もそのまま受け継がれた
最近は是正されていて何より - アイディアくらいで後は他より寝る時間削って描きまくってたから質より量みたいなもんやろ
- あとあからさまに嫉妬した相手は石ノ森章太郎のジュンや、大友克洋や、劇画など
ジュンを読んで「これは漫画じゃない」と批判したり、大友を読んで「漫画にデッサンは必要ない」と言い、劇画を読んで「これのどこが面白いんだ」と激怒したもののそのテイストを自作に取り入れたりした - 詳しいな
ブラック・ジャック創作秘話読んだことある？
面白いよ - >>15
読んだし、藤子Aのまんが道も読んだし、手塚治虫全集を持ってる - 劇画の流行には嫉妬じゃなく戸惑いだな
ディズニーに強く影響を受け漫画の世界に入った手塚はこの流行に対してなぜ漫画が劇画である必要がある？という強い反発心を持った
手塚の面白いところはこういう反発心を持ちつつ世の中こういうのを求めるのだろ俺だってできらぁ！と異常なプライドの高さからそれを作れてしまうところ
アドルフに告ぐやばるぼら奇子などがその頃の作品群だな - >>16
他にも水木しげるが大ヒットしてたころ「僕もその気になれば妖怪漫画は描けるんだ」と水木に言い、実際に「どろろ」を描いたりしてる - つまり言うほど天才やん？何が疑問なんだ？
- >>19
手塚治虫は実際に天才なんだろうが、そう言われるようになったのは弟子たちが天才天才宣伝したのも大きいと思う - フリーハンドで真円を描けたらしい
- でも画力低くね？
デスノートの方が絵綺麗じゃん - >>22
今見ると絵が荒いし、お話も人によってはそう面白くないと言う
厳密な話、手塚治虫と最近の漫画の比較は無理だよ - 下手でも最初にやったもん勝ちなんだよ
- 手塚治虫はデッサンやった人の上手さじゃないんだよ
だから「漫画は誰でも描ける象形文字」論を展開して「漫画家になるのにデッサンは必要ない」と言ってる
江口達也がそれを信じたがのちにデッサンは必要と考え直してデビューしたと語ってる
「あの説のせいで漫画家になるのが数年は遅れた」と江口が言ってた - お前は社会的成功と才能を結びつけて考える傾向がありこれが目を曇らせている
お前の中の世界ではマックのハンバーガーが世界一美味いのだろう
社会的成功は運が大きく関わる個人の才能とはまた違うベクトルの評価基準 - >>26
まーた的外れな馬鹿なこと言ってる
俺が「ワンピースやドラゴンボールが最強の漫画」と言ったなら話はわかるんだが
俺が一番好きな漫画はしりあがり寿の「弥次喜多IN DEEP」だが同意してくれる人と会ったことないぞ
評価が高い諸星大二郎や鳥山明やつげ義春も好きだが - 時代を考えるとかなりの天才
- 描いた漫画のうち8割以上の漫画が打ち切られてるからな
なお残りの2割
- でもそれ手塚治虫のパクりだよねになるから全部の作品
- >>31
たまに「手塚がやり尽くした」というおべっかを聞くが、個人的にはそんなことないと思う
物語の分類はプロップや「SAVE THE CATの法則」などを読んだが、手塚漫画に見られないパターンも散見される
手塚って悲劇的な終わり方がほとんどで、ハッピーエンドの作品と物語の構造がそもそも違って、そっち系の物語を補足できない
コメント