- 1 : 2024/03/25 05:08:07 ???
- 漫画『サツドウ』(原作)で知られる漫画家・雪永ちっちさんが亡くなった。『ヤングマガジン』(講談社)公式サイトで25日に発表された。
サイトでは「『ヤングマガジン』で連載中の『サツドウ』原作者・雪永ちっち先生が逝去されました」と報告。
「雪永先生はデビューから2年以上に亘り弊誌でご活躍いただき、その情熱と才能で魅力あふれる作品を世に送り出してきました。雪永先生の功績に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、ご遺族のみなさまには心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。
続けて「『サツドウ』の連載は終了となりますが、単行本未掲載分の刊行等、今後に関しましては決まり次第、編集部公式HPにて告知させていただきます。これまでの読者の皆様のご愛顧に深く感謝いたしますと共に、謹んで逝去のご報告をお知らせ申し上げます」と伝えた。
雪永さんは、サラリーマンを経て2021年に漫画家デビュー。その後、2023年1月より『週刊ヤングマガジン』で『サツドウ』を連載していたが、現在は休載していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33a9f647b1aa9b1d5e45acb545a28eadc957b439
『X』で暴露系アカウントを運用する滝沢ガレソ氏の投稿によれば、ことの発端は、2023年8月のこと。2014年から毎年開催されている『次に来るマンガ大賞』の投票結果が公表される前から『ヤニねこ』作者への誹謗中傷が始まったという。
誹謗中傷は『ヤニねこ』作者の『X』アカウントに、
《ヤニねこ邪魔なんで打ち切ってもらっていいですか?》
《ヤニねこの作者早く引退しろよ才能ねぇんだから》
などと、複数のアカウントから投稿されたほか、『ヤニねこ』作者の関係取引先にも、
《ヤニねこ作者は過去に性犯罪を犯したので今すぐ取引を辞めた方がいい》
といったメールも届いたとしている。同賞の投票結果は、公表前に漫画家たちには通知されており、『ヤニねこ』は12位にランクインしていた。
こうした事態を受け、ヤングマガジン編集部は9月7日、『X』アカウントで、
《非常に重く受け止めており、弁護士に相談し法的措置を講じることにいたしました》
とコメントを発表。滝沢ガレソ氏の投稿によると、その後、講談社には匿名で1通の手紙が届き、そこには「誹謗中傷は、私がやりました。100万円を支払うので匿名で示談させてください」と書かれていたという。
講談社は、この手紙を筆跡鑑定。すると『ヤニねこ』と同じく『ヤンマガ』で『サツドウ』を連載する雪永氏の筆跡と一致。
講談社の聴取で雪永氏は誹謗中傷を自白。雪永氏は『ヤニねこ』作者に謝罪。『サツドウ』は打ち切りが決まったという。ちなみに、同賞に『サツドウ』はランクインしていなかったとも。
雪永氏は、東京理科大を卒業後、電機メーカー大手の子会社に入社してから外資系IT企業へ転職。『サツドウ』の連載が決まったことを機に、専業の漫画家となった異色の経歴を持つ。
誹謗中傷の疑惑について、滝沢ガレソ氏が『X』のダイレクトメッセージ機能を利用して雪永氏に質問を投げかけたところ、雪永氏は、
《ヤニねこ作者様に一部批判をしたことで講談社側と話し合いはしておりました》
《スパムを利用した誹謗中傷等はしておらず講談社側にもその件は説明済み》
《打ち切りに関する話も出ておりません》
としたうえで、
《筆跡鑑定に関してですが私はいっさい関与しておらずその件も講談社様にお伝えし納得いただいております》
と回答して、疑惑を否定。さらに、
《こちらが被害者であり、示談金を受け取ったのは私の方です。ガレソさんにデマを送り、Twitterでも名誉棄損をされました》
と、雪永氏は自身が被害者であるとの主張をした。(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/30af86ccd5619a608c4bf59157539effc6ead521
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