「ウシジマくん」の優良エピソードTier表、発表されてしまう

S Tier
奴隷くん編
フリーターくん編
サラリーマンくん編

A Tier
若い女くん編
生活保護くん編
ヤミ金くん編
ホストくん・元ホストくん編

B Tier
バイトくん編
闇金狩りくん編
フーゾクくん編
洗脳くん編
フリーエージェントくん編

C Tier
中年会社員くん編
楽園くん編
逃亡者くん編

フリーターくん編（7〜9巻）
35歳にもかかわらず定職につかず、実家に寄生して借金までしているフリーター・宇津井を主人公にした物語です。「闇金ウシジマくん名作回ベスト3」で1位に選ばれ、ネットユーザーアンケートでも9位にランクインしています。心の中で周りの人間に毒づきながらプライドを保つ主人公が、ネットカフェ難民からホームレスへと転落していく姿には、「自分もこうなる可能性があった」と感じさせるリアリティがあります。最終的に人間的成長を遂げるラストも評価されています。

サラリーマンくん編（10〜12巻）
医療機器メーカーに勤める33歳の営業マン・小堀を主人公にしたエピソードです。「闇金ウシジマくん名作回ベスト3」で3位、ネットユーザーアンケートでも9位タイにランクインしています。顧客、上司、後輩からのプレッシャーに加え、家庭でも妻から金銭面や家事の分担で追い詰められていく姿は痛々しいほどリアルで、多くの読者の共感を得ています。「やりがいや好きを仕事にするより、淡々と生きる現実」という結末も印象的です。

生活保護くん編（24〜25巻）
生活保護を申請し却下される青年・佐古（さこちん）を主人公にしたエピソード。ネットユーザーアンケートでは4位タイ（6.9%）、おすすめランキングでも10位に入っています。他の回と比べて債務者にとって「希望が持てるオチ」があったとして印象に残った読者が多いようです。

ヤミ金くん編（18〜20巻）
ウシジマくんたちの若い頃のエピソードで、ネットユーザーアンケートで6位、おすすめランキングでも9位、個人ランキングでは3位と複数のランキングで評価されています。主人公・ウシジマと柄崎がなぜ一緒に金融屋をやることになったのか、その謎が明かされる重要なエピソードです。ウシジマのカリスマ性が光り、柄崎が慕う理由が納得できる内容となっています。

ホストくん、元ホストくん編（21〜23巻）
高田の過去の同僚・隼人らホストが主人公の物語。ネットユーザーアンケートで7位、おすすめランキングでも6位と高評価です。映画『闇金ウシジマくん Part2』の中心的なストーリーのベースにもなりました。ナンバーワンを目指すホストの麗と、彼をナンバーワンにするために体を売る彩香の切ない物語が描かれています。高田の仲間想いな姿も印象的です。